Installing and Debugging the Source Code
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ソースコードのインストールとデバッグ
概要
ソースコードのインストールとデバッグの一般的な手順は以下のようになっています:
- SDKからCreate a Modツールを実行してソースコードをインストール
- Microsoft Visual Studio .NET 2003を使用してソースコードをコンパイル
- デバッグパラメータの設定
- デバッガーの実行
ステップ・バイ・ステップ
Create a Modウィザードの実行
- SteamからSource SDKを実行し、Create a Modリンクを選択します
- ここで通常はどの種類のModを選んでもよいのですが、このチュートリアルではModify Half-Life 2 Single Playerを選択してNextをクリックします
- 次のダイアログの上のエディットコントロールに、Modを作成したいディレクトリの場所を入力します。このチュートリアルではC:\MyModと入力したことにします。
- 下のエディットコントロールには自分のModの名前を入力します。この名前のサブディレクトリがSteamInstallPath\SteamApps\SourceModsに作られます。この例ではMyModと入力したことにします。
- Nextボタンをクリックすると、ソースコードがハードディスクにインストールされます
- Modウィザードの完了まで待ってください
ソースコードのコンパイル
- Microsoft Visual Studio .NET 2003を開きます
- ファイルメニューからソリューションを開くを選択します
- ソースコードをインストールしたディレクトリに移動します。この例ではC:\MyMod\Srcになります。
- game_sdk.slnを開きます
- ビルドメニューからソリューションのリビルドを選択します
- ソースコードがビルドされるまで待ってください。これでC:\Steam\SteamApps\SourceMods\MyMod\bin(Steamのインストールされた場所とCreate a Modで入力した名前によって場所は変化します)にclient.dllとserver.dllの2つのDLLが作られます
デバッグパラメータの設定
- ソリューションエクスプローラーウィンドウで、現在のプロジェクト(太字表示)を右クリックし、プロパティを選択します
- プロパティページダイアログが表示されたら、左側からデバッグを選択します。
- ウィンドウの右側で、コマンドの右側に
C:\Steam\SteamApps\ユーザ名\Half-Life 2\hl2.exe
(自分のSteamインストールパスに合うようにフォルダ名を編集してください)を入力します - コマンド引数の右側には
-dev -sw -game "C:\Steam\SteamApps\SourceMods\MyMod"
(MyModの部分にはCreate a Modで入力した自分のMod名を入れます)を入力します - 作業ディレクトリの右には、
C:\Steam\SteamApps\ユーザ名\Half-Life 2
(自分のSteamインストールパスに合うようにフォルダ名を編集してください)を入力します - OKボタンをクリックします
デバッガーの設定
- 重要: SDKの更新があった後には、自分が編集しているゲームをデバッガーから起動する前に Steam経由で 一度実行するようにしてください。(一度実行すれば十分です)そうしないと、デバッガーからの実行時にSteamエラーがでるかもしれません
- プロパティを編集したプロジェクトを右クリックして、デバッグ->新しいインスタンスを開始を選択します
hl2.exe
がデバッグ情報を持っていないという警告が出ても、無視してください- これでHalf-Life 2が起動し、自分のコードが実行されます。これでコードに変更を加え、リビルドし、変更したゲームを再実行できます!
他のゲームの編集
Half-Life 2 MultiplayerModについては、違いはコマンドフィールドにC:\Steam\SteamApps\ユーザ名\Half-Life 2 deathmatch\hl2.exe
を入力することと、 作業ディレクトリにC:\Steam\SteamApps\ユーザ名\Half-Life 2 deathmatch
を入力することだけです。
Create a ModでStart a mod from scratchを選択したのなら、全て同じ手順で動作します。
リンク
このドキュメントを理解して次のステップとしておすすめはソースコードへの変更を行うはじめての自作エンティティ(C-SEC)ドキュメントを見ることです。
Valveからのコードアップデートを統合する計画にしていたり、コードバックアップや履歴システムが欲しい場合はSource SDKでのソース管理システムの使用を参照してください。